海外にいた運動家が帰国する(李承晩らの帰国)

(『韓国歴史地図』から抜粋)

朝鮮が日本の植民地支配から解放されると、海外にいた運動家は続々と帰国してきた。

1945年10月16日には、アメリカにいた李承晩が帰国した。

彼は国内に基盤が無かったので、韓国民主党と協力して自らの立場を強化しようとした。

11月23日には、中国の重慶にあった『大韓民国臨時政府』の主席である金九と、副主席の金奎植が帰国した。

しかし、アメリカは臨時政府を認めておらず、二人を無視した。

他方で、朝鮮に統一政府を樹立しようという動きが現れ、呂運享らは46年10月に『左右合作の推進委員会』を結成した。

しかし、左右の両翼から拒否され、失敗に終わってしまった。

(2013.5.1.)


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