朝鮮人は日本人になる事を強要され、戦争に動員させられる

(『韓国歴史地図』から抜粋)

1931年に、日本は満州事変を起こして、満州に侵略した。

37年には、日中戦争を始め、中国への侵略を本格化した。

日本軍は占領地で虐殺を行い、37年末~38年初めには南京で数十万人の中国人が虐殺された。

中国の国民党と共産党が協力(国共合作)したため、日本軍の戦況は悪化した。

さらに、日本は欧米諸国の経済封鎖によって、経済危機におちいった。

日本は、東南アジアの豊富な資源を確保するために、戦線を拡大した。

そして41年12月に、ハワイの真珠湾を奇襲攻撃して、太平洋戦争が始まった。

日本は戦況が不利になると、占領地域の労働力と物資を苛酷に収奪した。

朝鮮はその対象となり、後には金属製品は、食器などまで全てが回収されるようになった。

1943年3月には、朝鮮でも『徴兵制』を実施した。

さらに、44年に『徴用令』を施行して、朝鮮人を強制的に前線や工場などに連行した。
女性たちも、工場に動員された。

一方で、相当数の女性が「従軍慰安婦」として連行され、性奴隷にされた。

日本帝国は、「大東亜共栄圏」をスローガンに掲げ、このスローガンの下に、朝鮮人に日本人になる事を強要した。

「日本人と朝鮮人は、もともと同一の祖先から発した」とする『日鮮同祖論』を掲げ、40年には姓名を日本式に改めるように強要した。

また、朝鮮語の使用を禁じ、日本語を使わせた。

日本臣民としての精神を植えつけるために、「皇国臣民の誓詞」を暗誦させた。
毎朝、天皇がいる東に向かって、斉唱と敬礼をさせた。

また、日本の神々を祀る神社をつくり、参拝をさせた。

しかし日本人化を進めても、朝鮮人に対する蔑視と差別は変わらなかった。

(2013.4.30.)


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