(『韓国歴史地図』から抜粋)
1930年代に入ると、満州では朝鮮人の共産主義者が、「抗日遊撃隊」を結成した。
日本軍の攻勢が強まると、彼らは40年頃にソ連に移り、そこで朝鮮解放まで軍事訓練をしていた。
37年11月には、民族運動勢力が結集して、『朝鮮民族戦線連盟』を結成した。
連盟は、「朝鮮義勇軍」をつくり、中国共産党の支援を受けて、抗日闘争を繰り広げた。
華北地方でも41年1月に、『華北朝鮮青年連合会』が結成され、抗日闘争を行った。
一方、中国の重慶に移っていた『大韓民国臨時政府』は、40年に「韓国光復軍」を創設した。
そして、中国国民党の支援を受けて、国民党の指揮下に入った。
光復軍はイギリスの要請で、インド・ビルマ戦線に派遣された。
それと同時に、アメリカのOSS(後のCIA)の特殊訓練を受けた。
(2013.4.30.)