コートジボワール戦の感想⑧ 吉田麻也選手の話 

(『ナンバー2014年6/30臨時増刊号』から抜粋)

前線から積極的にプレスをかけ、ラインを上げて陣形をコンパクトにする。

果敢に前からボールを奪いに行く。

その姿を、日本代表は『自分たちのサッカー』と言ってきた。

なぜ、その姿勢を貫けなかったのか。

コートジボワール戦から数日後に、吉田は語った。

吉田

「1つには、プレスがハマらなかった。

 それによって、DFラインを下げざるを得なかった。

 チームが間延びしたため、前半から守備で走らされてしまった。

 その結果、後半になってバテた。」

前線では本田と大迫がプレスをかけていたが、後ろの選手はそれに合わせてラインを上げなかった。

これには、ヤヤ・トゥーレの存在が影響していた。

吉田

「とにかく、トップ下のヤヤ・トゥーレを意識しすぎた。

 その事によって、ボランチ2枚(長谷部と山口)を下げすぎて
 しまった。

 僕らDFには、相手と同数になってもボランチを押し出す、
 勇気が必要だった。」

ディフェンスの修正を、90分の間に出来なかったのだろうか。

吉田

「それがW杯じゃないですか。
 (前回の優勝国の)スペインだって初戦で負けている。」

ゲーム終盤に参加したパワープレーについても聞いた。

吉田

「意外と競り勝っていたと思いませんか。

 誰がパワープレーをやめると言ったんですか。

 背の高い選手が前線で選ばれていないだけで、勝手にそれを
 捨てたと言われても。」

(2014年12月5日に作成)


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