サッカーの雑学②

(以下は『東京新聞 2018年12月5日』から抜粋)

🔵バロンドール

2018年のバロンドールは、クロアチア代表のモドリッチが初受賞した。

モドリッチはMFで、所属チームであるレアル・マドリードのチャンピオンズリーグ3連覇に貢献し、W杯ロシア大会ではクロアチア代表の主将として準優勝に導いた。

投票結果は、1位のモドリッチが753票、2位のクリスティアーノ・ロナルドが476票、3位のグリーズマンが414票、4位のエムバペが347票、5位のメッシが280票だった。

ロナルド(ユベントス)とメッシ(バルセロナ)以外の選手が選ばれるのは、2007年のカカー以来である。

10年間もバロンドールを独占してきた二大スターを差し置いて、33歳のベテランが獲得した。

W杯ロシア大会では、クロアチアは決勝トーナメントにおいて3試合連続で延長まで戦い、決勝まで進んだ。

モドリッチ自身が「昔はより攻撃的だったが、低い位置でプレーするようになってから試合を読む力や創造性を出せるようになった」と語るように、司令塔として活躍している。

バロンドールは今年から女子部門が新設され、リヨン(フランス)のヘーゲルベルクが136点で受賞した。2位はハーダーの130点。
日本代表でリヨンに所属する熊谷紗希は25点で12位だった。

リヨンは今年、チャンピオンズリーグで3連覇を達成した。

同じく新設された、21歳以下の選手から選ぶ「コパ賞」は、フランス代表のエムバペ(パリ・サンジェルマン)が選ばれ、日本代表の堂安律(フローニンゲン)は9位だった。

(2025年11月18日に作成)


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