(以下は『東京新聞 2018年5月19日』からの抜粋)
(今年の夏に開催される)サッカーW杯ロシア大会に出場する日本代表の選手について、候補メンバーが発表された。
西野監督は27人を招集した。ここから23人に絞る。
日本代表は、ハリルホジッチ監督が解任されたことで、西野氏が4月に後任監督として就任した。
西野氏は、5月30日のガーナとの親善試合で初めて指揮をとる。
ガーナ戦は、今野と小林は故障で招集を断念し、クラブの事情で久保(ヘント)は呼べないが追加招集の可能性はある。
本田、香川、岡崎は、怪我を抱えており、ハリル監督の時期は立場が不安定になっていた。
しかし西野監督は招集した。
逆に3月のベルギー遠征で活躍した中島(ポルティモネンセ)は、外された。
西野監督は、組織的で柔軟なサッカーを目指すと言うが、まだ具体的なものは示されていない。
香川は、2017年10月以来の招集だ。
18年2月に左足首を痛め、5月12日に復帰したばかり。
香川は日本代表で89試合で29ゴールの実績をもつが、西野監督は「3ヵ月もプレーしておらず、合宿で状態を確認しないといけない」と話す。
岡崎は、2017年9月以来の招集。
ハリル前監督の下では構想外となっていた選手だ。
彼も右足首のケガで1ヵ月も試合に出ていない。
青山敏弘(32歳)は、2015年3月以来の招集である。ハリル時代はほとんど呼ばれてなかった。
西野監督は高く評価しており、「(J1で首位の)サンフレッチェ広島を象徴する選手で、いま最高のパフォーマンスをしている選手」と話す。
西野監督は、主将には長谷部を引き続き据える方針だ。
今回招集されたメンバーは、次の27人。
GK 川島 東口 中村航輔
DF 長友 槙野 吉田 酒井宏樹 酒井高徳 昌子 遠藤航 植田直通
MF 長谷部 青山 本田圭佑 乾 香川 山口蛍 原口元気 宇佐美 柴崎岳 大島僚太 三竿健斗 井出口
FW 岡崎 大迫 武藤嘉紀 浅野拓磨
(2025年12月31日に作成)