(以下は『フットボリスタ 2011年7月13、20日号』から抜粋)
もうすぐ始まるコパ・アメリカ2011年大会で、ウルグアイ代表は「最もバランスのとれたチーム」と評されている。
タバレスが2006年に監督に就任すると、長期計画でチームを強化してきた。
その結果が2010年W杯の4位という好成績で、その後もU-20南米選手権で得点王になったエルナンデスがA代表に加わっている。
フォーメーションは4-3-3で、MFのロデイロがピッチ上の指揮官となっている。
FWはカバーニ、フォルラン、スアレスの強力な3トップだ。
ちなみにタバレスは、1988~90年にもウルグアイ代表監督をしたが、この時はW杯でベスト16になったがサッカー協会はクビにしてしまった。
ウルグアイは、人口わずか340万人だが、サッカー大国である。
ウルグアイのサッカー選手がヨーロッパのリーグで好まれる理由は、ウルグアイには白人のヨーロッパ系移民の子孫が多いからだ。
アルゼンチンとウルグアイは、人口の大半をスペイン系とイタリア系の移民が占めている。
南米からヨーロッパに移籍する場合、祖先までさかのぼってEU加盟国のパスポート所有者がいれば、EU選手として認められる。(※外国人枠にならない)
(2024年7月9日に作成)