(以下は『フットボリスタ 2011年7月13、20日号』から抜粋)
メキシコは、コパ・アメリカ(南米選手権)に招待国で参加することが多い。
コパ・アメリカに参加することで、メキシコ代表は強くなり、W杯でも1994年大会から全ての大会でグループステージを突破している。
コパ・アメリカの2011年大会にも、メキシコは招待されて参戦する。
だがドーピング違反で5人の選手が離脱し、さらに若手選手のジョナタン・ドス・サントスら8選手が部屋に売春婦を連れこんでチームから追放されている。
売春婦を連れこんだ8人は、6ヵ月の出場停止が決まった。
現チームの中心は、22歳ですでに45キャップのジオバニ・ドス・サントスだ。
彼はバルセロナの選手だが、ラシンにレンタルされて輝きを取り戻した。
補足すると、ジョナタン・ドス・サントスの兄である。
メキシコのような北中米カリブ海の選手は、西ヨーロッパでプレーする場合、イングランド・リーグでプレーする割合が高い。
その理由は、この地域の人はフィジカルが強く、フィジカルが重視されるイングランド・サッカーに向くのである。
もう1つは、アメリカ、カナダ、ジャマイカなど、英語を話す国が多いことだ。
(2024年7月9日に作成)