サッカーのフランス代表の話

(以下は『フットボリスタ 2007年2月21日号』から抜粋)

ジダンがいた時のフランス代表は、ジダンの中盤での支配力を生かすため、4-2-3-1を採用していた。

だがジダンが引退してからは、ドメネク監督は4-4-2を使っている。

2トップはアンリとトレゼゲだが、コンビネーションは合っていない。

(以下は『フットボリスタ 2010年11月17日号』から抜粋)

フランス代表は、昔から移民系の選手が多い。

昔の名選手でも、ポーランド系のレイモン・コパを始め、プラティニ時代にもティガナ(マリからの移民)など7人がいた。

ジダンが中心だった時代も、ジダン(アルジェリア)、ピレス(ポルトガル)、ジョルカエフ (ロシア)、デサイー(ガーナ)ら、6人が移民系だった。

現在の代表も、ナスリ、ベンゼマ、ベン・アルファは北アフリカ系である。

この背景には、移民系の貧困環境がある。(スポーツくらいしか貧困から抜け出す道がない)

(以下は『フットボリスタ 2011年5月18日号』から抜粋)

🔵育成における黒人差別問題

4月28日にフランスサッカー協会が12~13歳の育成について、黒人比率を30%以下にすると決めていた事を、スッパ抜かれた。

会議に出ていたブラン・フランス代表監督は、釈明会見を開いた。
スッパ抜いたのは移民系の記者である。

実は移民した黒人の場合、育成してもA代表入りは祖国(アフリカなど)を選ぶ者も多い。
移民の多くは祖国への愛着を持っている。

一方でW杯に出場するために、フランス代表を選ぶ者もいる。

移民系の子供の方が、サッカーにかける情熱や身体能力の点で上回っている。

(2024年7月11日に作成)


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