タイトルAIのあれこれ

(以下はサイト『TOCANA』の2026年5月7日の記事から抜粋
2026年5月12日に作成)

🔵AIのデータセンターが生む熱波

AIが賢くなり進化する中で、地球が物理的に「焦がされている」。

人工知能を稼働させるには、膨大なデータを処理する巨大なサーバー群、すなわち「データセンター」が必要不可欠だ。

パソコンやスマホを長時間使うと熱くなるのと同じに、データセンターも莫大な熱を放出する。

ケンブリッジ大学の研究チームの調査結果によると、世界中で急増するAI用のデータセンターが、局地的な「ヒートアイランド現象」を引き起こしている。

この研究は、他の熱源が多い都市部からは離れた場所に建設された、約6000カ所のデータセンターに焦点を当てた。地球温暖化の自然な推移や季節変動といったノイズを排除し、過去20年間の温度データを分析した。

その結果は恐ろしいもので、データセンターが開設された後、周辺の地表温度は平均して華氏3.6度(摂氏約2度)上昇していた。
さらに極端なケースでは、なんと華氏16.4度(摂氏約9度)もの異常な温度上昇があった。

研究チームによれば、このデータセンターによる人為的な熱波は、世界中で最大3億4000万人の人々に影響を及ぼす可能性があるという。

環境問題の専門家であるロンドン・サウスバンク大学のデボラ・アンドリュース名誉教授は、更なる検証が必要だとしつつも、「現在の『AIゴールドラッシュ』は、適切な環境配慮を置き去りにして暴走している」と強い懸念を示した。

一方で、別の専門家であるラルフ・ヒンテマン氏は、「温度上昇があまりにも高すぎる」と懐疑的な見方を示している。
データセンターの排熱だけでそこまで劇的に気温が上がるのか、今後の追加調査が待たれる。


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