(『アルジェリアを知るための62章』から抜粋)
アルジェリアの国土面積は、238万平方kmで、日本の6.3倍である。
北から50kmは地中海性気候、そこから150kmはステップ気候である。
南部の1800kmは砂漠気候(サハラ砂漠が広がっている)であり、それは国土の84%を占める。
人口は、3386万人。(2007年時点)
人口の95%は、北から200~250kmのエリアに居住している。
元来はサハラ砂漠では、オアシスに居住するだけだった。
しかし、第二次世界大戦後に石油・天然ガス・地下水が見つかり、一転して「お宝の地」になった。
現在は、アルジェリアの輸出の95%を石油と天然ガスが占めている。
1962年当時は、農産物が輸出の60%を占めていた。
オアシスでは、井戸を掘ってトンネル水路が作られている。
パイプやポンプで、水量を確保している。
現在はオアシスの住民は賃金労働者となっており、オアシスは都市化するか過疎化している。