(『アジア アフリカ事典』から抜粋)
マグレブとは、北アフリカの西半分、『リビア以西のチュニジア・アルジェリア・モロッコをおおう地域』をいう。
リビアやモーリタニアを加える場合もある。
この地域は、海岸部は恵まれた気候風土になっていて、そこに人口が集中している。
一方、内陸部にはサハラ砂漠が広がっている。
マグレブとは、アラビア語で「日の沈む国」を意味し、7世紀に東から進出してきたアラビア人によって名付けられた。
(7世紀にイスラム教徒の軍隊が侵略してきて、マグレブはイスラム帝国に組み込まれた)
19世紀以後は、この地域はフランスの植民地になった。
その後、独立運動を経て、各国は独立をした。
現在でも、フランスとの間には密接な関係がある。