(『コロンビアを知るための60章』から抜粋)
コロンビアは切り花の輸出大国で、オランダに次ぐ世界第2位です。
カーネーションは世界一で、日本でも最大のシェアを占めています。
コロンビアの切り花が高い競争力を有するのは、「四季がなく1年中安定した気候」
「日中の気温の変化が大きい」「労働者たちの勤勉さ」があるからです。
コロンビア産の花の98%が、輸出に向けられています。
花卉(花の咲く草のこと)の栽培が本格的に進められるようになったのは、約35年前です。
日本やアメリカに対しては、第1位の花卉供給国となっています。
コロンビアの花の種類は、5万種にも及びます。
背景には、多様な地形があります。
(2013年4月3日に作成)