(『コロンビアを知るための60章』から抜粋)
コロンビアは、世界の土地面積の0.7%を有しているが、世界の動植物の種類の10%が存在している。
コロンビアには、5万種類の植物が自生していると言われる。
3000種のランが生息しており、これはランの全種類の15%に当たる。
脊椎動物の種類では世界第3位、鳥の種類は1721で世界第1位である。
しかし近年は、環境破壊が進んでいる。
コロンビアの国土の半分が、天然林(アマゾンの密林)で覆われている。
コロンビア政府は天然林の管理と活用について、日本に技術協力を要請した。
日本はJICAが2007年より、天然林の管理・利用のプロジェクトを実施している。
JICAは、人材育成を実施する予定である。
コロンビアは、水源はたくさんあるが、地方自治体の84%が水不足に悩んでいる。
コロンビアの生物の多様性は、世界の財産である。
生物の多様性は、ブラジルに次ぐ世界第2位だ。
世界各国が、環境保護への支援を行ってはどうだろうか。
(2013年4月3日に作成)