胡錦濤は完全引退を決断

(毎日新聞2012年11月15日の記事から)

中国で習近平の新体制が発足した。

これまで最高権力者だった胡錦濤は、完全引退を決断した。

政権交代をしても、前最高権力者が中央軍事委員会の主席にとどまる慣例が、鄧小平の時から続いていた。
胡錦濤は、この慣例を行わなかった。

胡錦濤の指導理念である「科学的発展観」は、中国共産党の最高指導理念「行動指針」への格上げが採択された。

錦濤は、来春に国家主席も退任することで完全引退となる。


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