胡錦濤は完全引退を決断

(以下は『毎日新聞 2012年11月15日』から抜粋)

中国で習近平の新体制が発足した。

これまで最高権力者だった胡錦濤は、完全引退を決断した。

政権交代をしても、前最高権力者が中央軍事委員会の主席にとどまる慣例が、鄧小平の時から続いていた。
胡錦濤は、この慣例を行わなかった。

胡錦濤の指導理念である「科学的発展観」は、中国共産党の最高指導理念「行動指針」への格上げが採択された。

胡錦濤は、来春に国家主席も退任することで完全引退となる。

(以下は『毎日新聞 2012年11月17日』から抜粋)

胡錦濤政権の10年間で特筆されるのは、国民の権利意識の高まりだ。

デモや暴動は、2003年の6万件から、11年には18万件に増加した。

特に環境問題では、当局側が計画撤回に追い込まれるケースが目立った。


BACK【世界情勢の勉強 中国】 目次に戻る

目次【世界情勢の勉強】 トップページに行く

home【サイトのトップページ】に行く