(以下は『BBC News 2026年8月24日の記事』から抜粋)
中国当局は、食用の白菜・キャベツ類の鮮度を保つために有害性化学物質ホルムアルデヒドが一部で使用されているとの指摘を受け、調査を開始した。
白菜・キャベツ類の生産は、中国が世界一である。
河北省の当局は、白菜・キャベツ類が輸送用トラックに積み込まれる前に溶液に浸されている映像を確認した。
この映像は先週、環境系のブロガーが最初に公開した。
発がん性があるとされる無色の化学物質「ホルムアルデヒド」を、食品の鮮度保持に使うことは、中国で厳しく禁止されている。
当局は現在、信頼を回復するため、全国の市場で抜き打ち検査を実施するなど、迅速な対応を進めているという。
この問題は、中国メディアが大きく取り上げている。
中国は白菜・キャベツ類を年3000万トン以上も生産している。
これは世界の年間生産量のほぼ半分にあたる。
主な輸出先はヴェトナム、韓国、ロシアなど。
米がん協会によると、高濃度のホルムアルデヒドにさらされることは、特定のがんと関連性がある。少量の曝露(ばくろ)による影響はあまりはっきりしないという。