タイトルタリバンが首都を占領する(2021年8月)

(以下は『東京新聞 2021年8月17日』から抜粋
2026年7月27日に作成)

アフガニスタンで、反政府勢力だったタリバンが首都を占領した。

米国の当局は先週に、「首都はあと3ヵ月は持ちこたえる」と言明したが、1週間ともたずにタリバンに制圧された。

タリバンは今年5月から支配地を拡大し、8月6日から1週間で13の州都を占領。
首都カブールにも無血入城した。

敗れたアフガン政府は、腐敗がひどく、巨額の海外援助金も使途不明になっていた。

タリバンから和平が提案されても、アフガン政府は消極的だった。

タリバンは8月15日の声明で、政府職員らへの恩赦を述べ、タリバン新政府への協力を求めた。

欧米の政府はタリバンを敵視してきたが、アフガンで人道支援をした故・中村哲は、「タリバンは農村の慣習を重んじる保守派の集団」と好意的に評していた。

タリバンはかつてよりも柔軟性を身に付けており、今回の首都進攻も、首都の入口で兵士の進軍を止め、政府に平和的な政権移譲を求めた。


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