(『世界の紛争イスラム・アメリカの対立』から抜粋)
パキスタンは、自国の安全保障の一環として、アフガン情勢を重視してきた。
(パキスタンとアフガニスタンは、隣国同士です)
パキスタンは、アフガン北部のタジク人・ウズベク人・ハザラ人が力を持つと、そのスポンサーであるロシアとイランの影響力が増すため、パシュトーン人組織のタリバンを強力に支援してきた。
タリバン崩壊後の政権でも、パシュトーン人が主体になる政権ができる事を望み、アメリカにもその旨を何度も伝えている。
(2013年4月9日に作成)