イランの政治(2012年)(以下は『毎日新聞 2012年2月11日』からの抜粋
2026年6月30日に作成)
3月の国会議員選挙を前に、アフマディネジャド大統領と反大統領派の政争が激しさを増してきた。
イランでは、反大統領派の先頭に立つラリジャニ議長が、大統領を国会へ喚問しようとしている。
大統領派のイメージ・ダウンが狙いだ。
イラン政界は改革派が力を失い、保守派が「大統領派」と「反大統領派」に分裂している。
天然資源が豊富なこの国は、政界の関心は国内の利権に向く。
大統領は来年8月で任期が切れるため、側近のマシャイに後を継がせようとしている。
2人は共に非聖職者だ。
マシャイ氏は、「音楽を理解せず、音楽を反イスラム的だと言う人がいる」と言って、聖職者たちを批判し、物議をかもしたことがある。
聖職者らはマシャイ氏を、「聖職者が握る現体制への挑戦だ」と見て警戒している。
米国のオバマ大統領は、イランとイスラエルの対立を望まず、イスラエルに自制を求めている。
これに呼応してイラン側も、「EUへの原油輸出の禁止」を先送りしている。