イスラエルのレバノン侵略(以下は『中央日報 日本語版』2026年4月10日の配信から抜粋
2026年4月15日に作成)
🔵ネタニヤフ首相と電話会談直後に一変したトランプ大統領
米国とイランの終戦交渉を控える中、米国のトランプ大統領がレバノン停戦問題に関して立場を翻したとの報道が出ている。
4月9日にCBSなどの外信は外交筋を引用し、トランプ大統領が当初はレバノンを停戦対象に含めることに同意していたが、イスラエルのネタニヤフ首相との電話会談の直後に立場を変えたと報じた。
ホワイトハウス当局者によると、停戦発表の当日においても、イラン、パキスタン、イスラエルはいずれもレバノンを含む停戦条件に合意した状態だった。
しかしトランプ大統領は前日(8日?)のインタビューで、イスラエルのレバノン攻撃(レバノンへの侵略)は「停戦合意に含まれていない」と線を引き、その理由としてレバノンの親イラン武装組織ヒズボラを挙げた。
イスラエルの空爆でレバノンで300人以上の死者が出たため、イランはこれを合意違反とみて反発している。
これにより停戦の核心条件だったホルムズ海峡をイランが開放する件にも支障が出ている。
4月11日にパキスタンで開かれる終戦交渉が難航しそうなので、米国は別途の仲裁案を用意した。
マルコ・ルビオ国務長官の主導で、来週にワシントンD.Cにおいて米国・イスラエル・レバノンが参加する3者会談を開き、レバノン国内の停戦を決めるという案だ。
その一方で、トランプ大統領は最近、ネタニヤフ首相との追加の電話会談内容を公開し、イスラエルがレバノン作戦を縮小し、自制するだろうという楽観的な見通しを示した。
ネタニヤフ首相もまた、ヒズボラの武装解除と平和関係の樹立のため、レバノン政府と直接交渉に乗り出すと宣言し、事態の収拾に乗り出した格好だ。
(以下は『さてはてメモ帳』2026年4月10日の記事から抜粋
2026年4月15日に作成)
🔵大イスラエルをつくるため侵略を続けるイスラエル軍
イスラエルのベザレル・スモトリヒ財務大臣は、「イスラエルは隣国領土に深く進出することで国境を引き直すつもりだ」と語った。
イスラエルが他国に侵略して領土を広げようしているという話は、反ユダヤ主義の「陰謀論」とされてきたが、財務大臣が言うように、今ではイスラエルの公開の戦略となっている。
レバノン南部において、イスラエル軍の作戦が激化している。
スモトリヒ財務大臣は、イスラエルが最終的に境界線にすべき線として、レバノン領土内の約20~30キロメートルにあるリタニ川を挙げた。
スモトリヒは、ガザ地区のいわゆる「イエローライン」や、ヘルモン山を含むゴラン高原の塹壕緩衝地帯など、既存の支配地域にも遠慮なく国境線を描き、安全保障の旗の下で領土拡大を目指している。
「新しいイスラエル国境はリタニ川に違いない」と、スモトリヒ財務大臣は述べた。
彼は、現在進行中のヒズボラに対する軍事作戦は、イスラエル国境の変更やレバノンに置く警備非常線を含めて、「全く異なる現実で終わる必要がある」と主張している。
彼は「さらに多くの入植地が(レバノンに)設立されるだろう」とも付け加えている。
何十年もの間、『大イスラエルをつくる計画』(レバノン、シリア、ヨルダン、ガザ、ヨルダン川西岸を含めるユダヤ国家をつくる構想)について警告する者は、
主流メディアや親イスラエル支持者から、反ユダヤ主義の捏造、時代遅れの聖書的な幻想、根拠のない被害妄想として嘲笑されてきた。
だが、そんな日々はもう終わった。
スモトリヒの発言は、彼らのアジェンダ(行動計画)を明らかにした。
イスラエルはすでに破壊と強制退去を通じて、計画を実行に移している。
レバノンでは、イスラエル軍の攻撃により橋、住宅、インフラが破壊され、数十万人が避難している。リタニまでの深い「安全地帯」を求める声が上がっている。
スモトリヒたちは、リタニ川までを占領し、これを植民地にしようとしている。
彼らはパレスチナのガザ地区や、シリアのゴラン高原でも植民地化を進めている。
スモトリヒ大臣は、これらの占領地にイスラエル人の入植の建設ブームが起きると約束している。
この侵略は、「安全保障」を装って行われる、民族浄化である。
この侵略は、「自衛」の名で正当化される。
イスラエル政府は、この軍事作戦をヒズボラやハマスのような脅威からの保護を目的としていると言うが、実態ははるかに邪悪だ。
イスラエル軍は、村を破壊し、インフラを爆撃し、集団避難を強制することで、イスラエル人の居住地を生み出す。
パレスチナのガザ地区はすでにイスラエル軍の空爆で荒地と化しており、ヨルダン川西岸でもイスラエル入植地の増加が加速している。
これは安全保障の行動ではなく、入植プロジェクトである。
大イスラエル構想は、でっち上げられた神話ではない。
それはイスラエルの長期戦略であり、段階的に進められてきた。