(以下は『毎日新聞 2013年6月29日』から抜粋)
後継者に指名されてから10年で、タミム・ビン・ハマド・サーニがカタールのトップ(首長)に就いた。
カタールは人口200万人の小国だが、日本は石油や天然ガスの1割を同国から輸入している。
タミムの父・ハマドは、1995年に無血クーデターで首長となった。
皇太子には三男のジャシムが指名されたが、健康不安や父との確執で2003年に退位し、四男タミムが皇太子になった。
タミムは、父と同じサンドハースト英陸軍士官学校を卒業している。
卒業後はカタール軍に入り、2009年に副司令官に就いていた。
タミムは政府系ファンドを運営し、英国の金融大手バークレイズや高級百貨店ハロッズなどに投資している。
2011年には仏国のサッカークラブ、パリ・サンジェルマンを買収した。
彼には、2人の妻と、6人の子供がいる。
外交面ではサウジアラビアとの関係修復に熱心で、シリア内戦では反体制派への支援(内戦への介入)を続けるが注目される。
(2025年1月5日に作成)