(『毎日新聞2013年6月5日』から抜粋)
トルコで起きているデモの軸足は、「反政権」から「反エイドアン首相」へと移りつつある。
デモが拡大したきっかけは、2013年5月31日から6月1日にかけての、警察による催涙ガスや放水車による弾圧である。
エイドアン首相は、6月3日の会見で、「警官の対応はゆるやかだ」 「自分の支持者は国民の5割になるが、私は彼らを自宅にとどめている」と発言した。
この発言は、デモをしている人達への脅しと受けとられ、 反エイドアンが燃え上がっている。
(2024年6月15日に作成)