UAEがOPECから脱退(2026年4月)(以下は『ロイターの2026年4月28日の配信記事』から抜粋
2026年5月6日に作成)
アラブ首長国連邦(UAE)は4月28日に、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国を加えたOPECプラスから、5月1日に脱退すると発表した。
イスラエルと米国がイランを侵略する中、産油国たちとUAEの事実上の盟主であるサウジアラビアにとって大きな打撃となる。
UAEはOPECに属さないことで、自由に原油を輸出することができる。
原油価格をつり上げているとOPECを非難してきた米国のトランプ大統領にとって、UAEのOPEC脱退は追い風となる。
トランプ大統領は2018年の国連総会での演説で、「OPECが原油価格を高止まりさせ、世界の他の国々を搾取している」と非難していた。
他にもトランプは、「米軍がOPEC加盟国を防衛している一方で、加盟国はこれにつけ込んで原油価格をつり上げている」と批判してきた。
UAEのマズルーイ・エネルギー相はロイターに対し、エネルギー戦略を慎重に検討した上での決定だと表明。
サウジアラビアと協議したかとの問いには、どの国にもこの問題を提起していなかったと語った。
OPECの湾岸産油国は、イランによるホルムズ海峡の封鎖で輸出に苦慮している。
マズルーイは、今回の脱退は自国の原油輸出につながると示唆した。
一方で、イラクの石油当局者2人によると、イラクはOPECやOPECプラスから脱退する意図はない。