(以下は『週刊文春 2024年9月12日号』から抜粋)
台湾の野党「台湾民衆党」の党首・柯文哲(65歳)が、2024年8月31日に逮捕された。
容疑は、彼が台北市長だった時に商業施設の容積率を業者に有利に大幅アップさせたこと。
9月2日に嫌疑不十分で釈放されたが、他にもスキャンダルが続出しており、致命的との見方が強い。
台湾民衆党は、2024年1月の選挙で8議席とり、2大政党の間でキャスティング・ボードを握った。
しかし同党は8月に選挙資金の不正使用が明らかになった。
支出には 「コーヒー代に約900万円」など、おかしさがあると発覚した。
さらに選挙資金の中から2億円を使い、柯氏が自分名義のオフィスを買っていた事が分かった。
柯文哲は、元は台湾大病院の医師で、2014年に台北市長に当選した。
弱者の味方を標榜して、少額の募金を中心に政治資金を集めてきたが、私的流用がバレた。
そのため支持者が急減している状況だ。
(2025年2月8日に作成)