タイトルイギリス政府によるアブラモビッチの資産凍結と恫喝

(以下はウェブサイト『マスコミに載らない海外記事』
2025年12月24日の記事からの抜粋
2026年2月14日に作成)

🔵ロマン・アブラモビッチの資産をめぐる争い

(※以下はイアン・プラウド氏の2025年12月24日付の記事、その抜粋である)

ロシア人のロマン・アブラモビッチに対し、法的措置を取るとイギリスのキア・スターマー首相が恫喝している。
これは違法なだけでなく、経済的にも汚い行為だ。

アブラモビッチは、所有していたサッカー・チーム「チェルシー」を売却したが、その売却益をめぐってキア・スターマーが彼を提訴すると脅している。

12月17日にスターマー首相は議会で、「アブラモビッチは約束を守って今すぐ支払え。支払わなければ、我々は法廷闘争も辞さない」と述べた。

既に欧州諸国は、ウクライナ支援を名目にユーロクリアに保管されているロシア国家資産を没収しようとしたが、失敗している。

2022年2月24日にウクライナ戦争が勃発したが、アブラモビッチは3月2日にチェルシー売却の決定を発表し、その際に「売却益の全額をウクライナ戦争の犠牲者に寄付する」と約束した。

彼がこの発表を行った際、売却益はウクライナのみに送るようイギリスのロビイスト連中が強く要求し、一部がロシアの戦争被害者の手に渡るのを懸念すると表明した。

このロビイスト連が、イギリス政府が現在の立場をつくった。

アブラモビッチは2022年3月10日に、イギリス政府から制裁を受けた。

イギリスにおける彼の資産は全て凍結され、現在もその状態が続いている。

また取締役資格の剥奪(チェルシーなどの企業の取締役としての職務遂行は禁止)や渡航禁止など、その他の制限措置も課された。

アブラモビッチは2022年5月に、トッド・ボーリー(※アメリカ人)が率いるコンソーシアムにチェルシーを売却した。

イギリス政府のリズ・トラス外務大臣は、イギリスに資金を持つロシアのオリガルヒたちの総称である「ロンドングラード」の閉鎖を自らの使命とした。

(※イングランドは、自らが外国人の脱税・節税の場所を買ってでて、ロシア・マネーを誘致して集めていた。
集めておいて没収という、実に汚いやり口である。)

アブラモビッチの資産は、凍結されているものの、依然として彼が所有している。
イギリス政府がその処分方法を決定する権限はない。

制裁は永続的なものではない。
ウクライナ戦争が終結すれば、制裁が解除される可能性は十分にある。
そうなればアブラモビッチは自由に使用できるようになる。

アブラモビッチの資産凍結はイギリスの制裁法上で合法だが、これらの資産をウクライナに送金するよう強要するのは違法だ。

オリガルヒの中でもアブラモビッチはウクライナ戦争終結への取り組みに積極的で、2022年3月と4月に行われたイスタンブール和平交渉にも出席した。

チェルシーの売却益を慈善事業に寄付するという彼の申し出は、彼の和平努力に沿ったもので、これまでイギリスに拠点を置く他のオリガルヒが同様の提案をしたことはない。

開戦以来、250億ポンドを超えるロシア資産をイギリス政府は凍結しているが、これらをウクライナに一方的に送金する権限は政府にはない。
それは窃盗に等しい。


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