(『誰にでもわかる中東』小山茂樹著から)
ザイード派は、アリ以降の最初の4人のイマームは認めるが、「第5代イマームはザイードだ」とする。
信条や戒律はスンニ派に極めて近く、イエメンでは長い間この派のイマームが支配者だった。
今日でもイエメン北部は、ほとんどがザイード派である。
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