(『誰にでもわかる中東』小山茂樹著から)
これは、最も初期のイスラム分派である。
ハーリジー派は、「預言者の後継者であるカリフは、すべての信者に開かれるべきで、預言者のファミリーに限られるのはおかしい」とする、平等主義の派である。
今日では、この派はアルジェリアとリビアの一部に存在する。
オマーンでは「イバーディ派」として知られ、国教となっている。
イスラム教 目次に戻る