(毎日新聞2014年6月29日から抜粋)
バチカン(ローマ法王庁)は、2014年6月28日に『同性愛のカップルにも配慮するように』との文書を発表した。
この文書は、同性婚についての過激な対応を戒めており、「同性婚者に対して偏った態度を取るべきではない」と記している。
さらに、「同性愛カップルの子供が洗礼を求めた場合には、他の子と同じ配慮が必要だ」とした。
同性婚を認める国が増えている現状を踏まえて、バチカンは姿勢を転換した。
フランシスコ・ローマ法王は、同性愛者への差別に反対する立場を採っている。
2013年7月には、「神を探し求める同性愛者を裁くとしたら、私はいったい何者なのか」と述べた。
○村本のコメント
キリスト教は長い間ずっと同性愛を否定し、「神の教えに背いている」としてきたのですから、大変な進歩(進化)だと思います。
フランシスコさんは、歴代の法王の中でも傑出した人物ですね。