(毎日新聞2013年3月30日から抜粋)
先日に新しい法王フランシスコに就いたホルヘ・ベルゴリオは、「洗足式」を行い、少年院で12人の足を洗った。
出席者には、少女やイスラム教徒も含まれていた。
洗足式は教会で行われるのが通例で、少年院では初めてだった。
儀式では、法王は1人1人の前でひざまずき、水で清めた足に口づけをした。
そして「足を洗う行為は、『あなたのために奉仕しています』という事であり、お互いに助け合わなければならないという意味なのだ」と述べた。
(毎日新聞2013年4月4日から抜粋)
法王フランシスコは、就任以来、法王を名乗らず、一貫して「ローマ司教」という呼称を使っている。
法王の豪華な居室に引っ越さず、離れの別棟で暮らしている。
4月3日の一般謁見では、「女性の役割」を強調した。
このような態度には、「大衆迎合は時間の無駄」との声も出ている。