米軍が機密解除したUFO動画が公開された

(『東京新聞2019年9月21日』から抜粋)

アメリカのCNNが、UFO(未確認飛行物体)の動画を報じた。

動画は3本あり、米軍が機密にしていたもので、機密指定が解除されたため公開された。

米海軍は、動画は本物だと太鼓判を押したが、2004年と2015年に撮影されたものである。

UFOは、楕円形や長方形をしており、翼はない。

飛びながら傾きを変えたり、加速して飛び去ったりしており、目撃した米軍パイロットは「回転している」「何てことだ、全部風に逆らっている」と驚きの声を発している。

米海軍の報道官は、この物体を「UAP(未確認航空現象)」と呼び、「あの動画は、訓練空域で頻繁に目撃されるものの一部でしかない」と話した。

元JALの機長で、航空評論家の杉江弘は言う。

「私はUFOを目撃した事はなかったが、現役時代は同僚から『UFOを見た』と時々聞いた。」

例えば1986年に、貨物機を操縦していた先輩パイロットが、アラスカ上空で編隊を組んだ光る飛行物体につきまとわれた。

この件を、先輩パイロットはJALに報告したが、心身の健康を航空医学研究センターで診断することになり、乗務停止に追い込まれた。

「それ以来、パイロットたちはUFOを目撃しても報告しなくなった」と杉江弘は証言する。

立正大学の高野誠鮮・客員教授は、こう語る。

「今回の動画は、物体が急停止や急加速をするなど、地球人の技術では出来ない飛行をしている。だからUFOの可能性が高い。

米軍は、パイロットに目撃を報告するよう促して、極秘に調査・分析してきた。

米軍の士官学校で使う教科書のコピーを入手したが、そこにはUFOの章があり、『高度な飛行特性を有する、我々の知らない航空物体』と説明していた。

さらに『他の惑星から飛来したもので、地球にエイリアンも訪れている』とも書かれていた。」

(2022年10月3日に作成)


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