CDに替わる、高音質の音楽規格を創ろう
(2013.1.5.)

どうも最近は、オーディオは流行らず、CDの売り上げは激減し、人々の音質へのこだわりも無くなっているようです。

ですが音楽は、あらゆる場所や機会に利用されているし、人々の暮らしに欠かせないものです。

それに何と言っても、音楽には人々に元気を与える『癒しの力』があります。

ですから、日常で聴くCDなどの音質が良くなれば、世界中の人々の幸福に貢献できるはずです。

私は、人々が音楽への情熱を失った最大の要因の一つが、『CDの音質の悪さ』だと考えています。

レコード世代の人や、レコードを聴いた事がある人なら分かってもらえると思いますが、
はっきり言って『かつての音楽規格だったレコードの方が、現在のCDよりも音質がいい』のです。

私は、レコードとCDの両方の音を楽しんでいるので、両者の違いがよく分かるのですが、レコードの方が音にまろやかさがあり、深みやコクがあります。

(お酒の解説みたいですが、本当にそうなのです)

レコードの音は「魂に訴えかけてくる」のですが、CDの音は「鼓膜に訴えかけて」きます。
感動の度合いが、違うんですよね。

細かい音の話をすると、低音の厚みや深みにおいて、両者に一番の差があると感じています。

あとは、レコードの方が音にうるおいがありますね。
CDの音は、冬の乾燥肌みたいな耳触りなんです。

私が「CDの方が優れているなあ」と思うのは、小さくて場所を取らないこと、丈夫で割れにくいこと、巻き戻しや頭出しが楽なこと、です。

どれも、音質とは関係のない事ばかりです。

CDを売り出した企業や、オーディオ業界の人達は、「CDはレコードよりも進んだ規格で、音質は格段に優れている」と盛んに宣伝し、いつの間にかそれが常識になりました。

しかし、熱心な音楽ファンや心あるオーディオ評論家は、「レコードの方が、音質は良い」と言い続けてきました。

最近では『レコードの方が音質が良い』というのは、定説になっています。

「CDの音質が悪い」という声を受けたのか、『SACD』というCDの次世代規格が、
2000年くらいに登場しました。
(あなたは知っていましたか?)

しかし、SACDは大して音質が改善されていなかったために、ぜんぜん普及していません。

CDが登場してから30年以上経ち、SACDが登場してからも10年以上経ちました。

そろそろ、本気で『高音質の次世代規格』を創ってもいいのではないでしょうか。

新しい規格を創るにあたっては、ぜひ導入してほしい事があります。

それは、『世界中の人々の感性を、音質決めの際に参考にする』という事です。

CDを開発したのは、ソニー(日本)とフィリップス(オランダ)の2社です。
もちろん、音を創っていく中では様々な人が関わったと思いますが、例えばアフリカや南米や中東の人はあまり関わっていないと思います。

規格が確定したら世界中で聴かれるのだから、これからの規格は世界中の人々が楽しめる、「ワールドワイド」な音質にするべきだと思います。

具体的に言うと、黒人の人達の感性や聴力が、特に必要です。
ここ100年くらいの音楽史では、黒人の貢献が一番高いのは、誰の目にも明らかです。

黒人の意見を取り入れて音創りをするのは当然だし、黒人たちが愛着を持てる規格にできれば、最近の音楽の停滞を打破できるかもしれませんよ。

もう一つ導入してほしいのは、『レコードなどのアナログの音を尊敬・尊重して、音創りをする』という事です。

CDを創った時は、「レコード等とは違う、ニューサウンドを目指す考え」が、製作者たちにありました。
その心意気はすてきだったと思いますが、今の時点から見ると、レコードの音の方がいいですし、名盤もレコード時代の方がはるかに多いです。

CD時代になってからは、名盤が減り、すばらしいミュージシャンも減った気がします。
その原因の一つはCDにあると、私は考えます。

「音楽のすばらしさを伝える」という点で、CDは力量不足でした。

私は音楽が大好きなので、現在の「CDの音を少し改良してお茶を濁す」という音楽・オーディオ業界のやり方が、歯がゆくて仕方ありません。

デジタル技術はどんどん進化しているのだから、新しい規格を創りましょうよ。
今の規格がいまいちなのは、大勢が認めていると思いますよ。

魂に訴えかけるサウンドを実現して、音楽業界をもう一度、蘇らせましょう。

(2013.6.22.追記)

先日に「SHM−CD」という、CDの材質を向上させた、新しいCDを聴きました。

こいつは良いです! CDの欠点である固さ、冷たさ、表現の浅さなどが、かなり改善されています。

このCDを、とりあえず普及させましょうよ。

日記に記事をアップしました。良かったら見て下さい。
            ↓
   SHM−CDを聴いたが、かなり凄いぞ

(2014.3.7.追記)

1ヵ月ほど前に、SHM−CDの進化系である「プラチナSHM−CD」の存在を知り、
入手して聴いてみました。

さらに進化しています!

これについても、日記に記事をアップしました。
          ↓
プラチナSHM−CDを聴いた さらに進化している

CDは、盤質にこだわる事で音質が良くなる事が、どんどん証明されてきています。

各社は、ここに情熱を注いでほしいです。

プラチナSHM−CDを聴いたら、「しばらくはこれで満足できるな」と思いました。

新規格を創らなくても、これを普及できるように低価格化すれば、この記事の提案は実現すると感じています。

(実は、プラチナSHMーCDは、CDプレーヤーでかけられますが、CD規格ではありません。見方によっては、新規格ともいえます。)

(2015.5.25.追記)

「SHM−CD」の技術を基にした『Blu-spec CD』というものを、6年くらい前にソニーが出しました。

それはSHMと大差なかったのですが、改良版である『Blu-spec CD2』が先ごろ出され、聴いてみたら素晴らしい音質です。

プラチナSHMよりも良くて、アナログの音(レコードの音)にかなり近づいています。

『Blu-spec CD2』についても、記事にしました。 こちらです。


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