戦後も軍事費は減らず、軍事国家(常に戦時国家)となる

(『世界歴史大系 アメリカ史2』から抜粋)

アメリカは、第二次世界大戦で自国が戦場にならなかったため、戦後の経済において圧倒的な優位を確保した。

1946年の鉱工業生産は世界全体の62%に達して、47年の金保有額も世界の66%になった。

アメリカでは、第一次世界大戦後のような戦争終結後の「平常への復帰」はなく、軍事支出は戦後も継続していった。

兵力は、1930年代までは30万人だったが、戦後の48年になっても144万人を維持して、軽軍備への復帰はしなかった。

政府支出における軍事費の割合は、第二次大戦に参戦する前の1940年には17.6%だったが、戦中に87.3%に増え、戦後~1970年までも45%を下回ることはなかった。

(2013.7.29.作成)


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