ユージン・ヘイル・ブレイディングについて

(『決定版二〇三九年の真実』落合信彦著から抜粋)

ケネディ暗殺の時、オズワルドの他に9人の男がダラス警察に逮捕された。

そのうちの1人はジム・ブレイドンで、現場の真後ろにあったダル・テックス・ビルの二階で逮捕された。 

ブレイドンはすぐに釈放されたが、本名はユージン・ヘイル・ブレイディングで、マフィアの大物だ。

1934年から何度も逮捕されており、1970年代にはマイヤー・ランスキーの番頭にまで出世した。

ケネディ暗殺の1日前(1963年11月21日)、ブレイディングは石油成金のH・L・ハントのダラス本社を訪れている。

ハントはギャンブラーから成りあがった人物で、ダラスにある数々の右翼団体を支援していた。

ウォレン委員会の書類によると、ブレイディングと同じ頃にジャック・ルービーも訪れている。

ブレイディングはこの夜、カバナ・モーテルの泊まったが、そこにルービーも行っている。

ルービーの説明によると、そこに行った理由はローレンス・メイヤーズという友人に会うためだった。

ローレンス・メイヤーズは、ガールフレンドのジーン・ウェストを伴って11月20日にダラス入りしていた。

彼の兄エドワード夫妻もダラス入りし、兄弟は21日の夜はルービーと夕食を共にした。

この時、エドワードの息子のラルフも同席したが、ラルフは陸軍情報部員であることが後のジム・ギャリスンの調査で明らかになった。

余談になるが、ケネディが撃たれた直後にTSBDのビルは警察が封鎖したが、ビル内にいた3人の男のうち、1人はジェームズ・パウエルという陸軍情報部員だった。

ローレンス・メイヤーズの恋人のジーン・ウェストは、頻繁にデイブ・フェリーと電話していた。

フェリーとメイヤーズは、ジーンを通して連絡を取り合っていたのだ。

ブレイディングはケネディ暗殺の数週間前から、ニューオーリンズのピエール・マーケット・ビルの1701号室を根城にしていた。

同じビルの1707号室は、ある弁護士が借りていたが、フェリーは彼に雇われていた。

この弁護士とフェリーが共に仕えていたのが、カルロス・マルセロ(ニューオーリンズ・マフィアのボス)である。

(2018年8月20日に作成)


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