(『世界歴史大系 アメリカ史2』から抜粋)
この時代の外交についてまとめると、以下になる。
①南北戦争からの再建のため、国外への関心は低かった。
②関心が低いため、グラント大統領が推進したドミニカ併合は、ドミニカの同意があったにも関わらず、議会を通らなかった。
③パナマへのフランスの運河建設も、阻止しなかった。
④それでも対ハワイでは、パールハーバーの独占使用権を獲得した。(1887年)
⑤1889年には、サモアをドイツと折半で領有した。
⑥ラテンアメリカ諸国と仲良くなるために、パン・アメリカ会議を開くことにし、89年に第一回目を開催した。
(2013.1.3.)