(『世界歴史大系 アメリカ史2』から抜粋)
アメリカ全土が開拓されていく中、フレデリック・ジャクソン・ターナーは1893年に、『フロンティア学説』を打ち出した。
この学説は、以後のアメリカ史に多大な影響を与えた。
この学説は、「フロンティアがもはや無くなり、アメリカ史の画期が訪れたこと」「フロンティアでの経験が、アメリカの民主主義を生み出してきたこと」「フロンティアによって、アメリカの階級は流動性を持っていたこと」を主張した。
そして、「これからは、海外にフロンティアを求めるべきだ」と結論した。
(2012.12.25.)