(『世界歴史大系 アメリカ史2』から抜粋)
この時代は、様々な技術革新が起きた。
トーマス・エジソンは、GE社の前身を作り、電球の改良や、録音装置(蓄音機)など、多くの発明を製品化した。
電信は、1832年にサミュエル・モースが発明した。
40年代に実用化され、ウェスタンユニオン社が全国的な通信網を作っていった。
電話は、1876年にアレクサンダー・グラハム・ベルが発明した。
ベルは、AT&Tを設立した。
しかし電話は、高額のために、家庭への普及はなかなか進まなかった。
鉄鋼業界では、カーネギーが王者となった。
彼はイギリスの製鋼業を視察して、ベッセマー方式に感銘を受けた。
そして、その方式を導入して工場を作り、勢力を拡大した。
彼は、鉱石産地と工場を鉄道・汽船で結び、能率化を実現させた。
(2012.12.25.)