ニール
あなたは、「あなた方に必要なのは信念を変えること、特に神と生命/人生についての信念を変える事だ」と言います。
しかし人々の中には、神を信じていない人もいますよね?
神
神を信じていようがいまいが、どちらでもよろしい。
誰でも生命/人生は信じているし、神と生命は同じものだ。
『神は生命であり、生命は神』なのだよ。
神は、生命エネルギーであり、生命は『物質化した神』だ。
ニール
では、生命を信じる事は、神を信じる事なのですか?
神
そうだ。
「生命は信じるが、神は信じない」というのは、「脳は信じるが、精神は信じない」と言うのと同じだ。
脳は見たり触れたりできるが、精神は見たり触れたりできないから、存在を確信できない。
だが、思考を可能にしているのは精神だ。
精神が無ければ、脳が存在する事さえ分からない。
ニール
それでは、世界を変えるためには、神を信じる必要はないのですね。
神
その通り。
世界を変えるためには、生命/人生を信じてさえいればいい。
ニール
でも、神を信じる人の方が、一歩先んじているのでしょう?
神
そうとは限らない。
それどころか、不利になるかもしれない。
ニール
神を信じる事が、不利になるとおっしゃるのですか?
神
すべては、「神を信じるか」ではなく、「神について何を信じるか」によって違ってくる。
神について何を信じるかで、生命/人生は大きく変わる。
だから、『神について何を信じるか』が決定的に重要なのだよ。
(『新しき啓示』から抜粋)