『神へ帰る』
はじめに

『神へ帰る』は、私が愛している「神との対話シリーズ」の第6弾です。

この本が、神との対話シリーズの最終巻になっています。

私としては、もっとたくさんの続編を出してほしいのですが…。

でも、神は自分の中に居るのだし、「これ以上は、自分の内なる神と対話をしていきなさい」という事なのでしょう。

今作では、死についてと、死後についてが、メインテーマとなっています。

(本当は死は存在しないのですが、分かり易いのでこのように説明しておきます)

死後の世界について書かれている本はたくさんあり、私も20冊は読んできました。

様々な解釈、様々な死後の世界が描かれているものを読んだわけですが、「これこそ決定版!これだったら、死ぬのが苦にならない」と思えるものはありませんでした。

この本で描かれる死後の世界に出会って、初めて「ああ、こうだよな。うんうん、納得できる。」と思えました。

ここで描かれる死後の世界は、希望や愛に溢れており、「死は負けではなく、創造の時であり、素晴らしい体験なのだ」と心から理解できます。

死後の世界について、この本では色々と説明されていますが、どれも証明は不可能です。

当たり前ですよね。死後にどうなるかは、死んでみないと分からないのですから。

だから、読んでみて心で感じてみて、『自分が真実だと思えるかどうか』にかかっています。

私は、真実だと思っています。
なぜなら、ここで描かれる死後の世界は、ワクワクするものだし、説得力があるからです。

読んでいると、妙に納得できるんですよねー。
意識レベルが上昇しているのを感じられるし、気分が良くなります。

死後について、あれこれと恐ろしい想像をし、「死にたくない」と思いながら生きていくなんて、私は真っ平です。

そんな生き方は私の性に合わないし、過去にそうした心境で生きた事があるので断言できますが、何のメリットもないです。

私は、死後に審判があって、「だめ!」と判定されると地獄に落ちる、といった価値観には物心がついた当初から違和感がありました。

「そんなはずはない」と思ったし、「もしそうなら、いったい愛はどこに存在する?」とも思いました。

そうして、「天国も地獄も存在しない」と、長い間考えてきました。

おそらく多くの日本人は、同じように「天国も地獄も存在しない」と思っているのではないでしょうか。

ところが私は、『神との対話』に出会い、「天国も地獄も、自分が心の中に創り出すものである」と、気付きました。

(神との対話の概念で言うと、気付いたというよりも、「思い出した」という方が正確ですね)

それゆえに、死後に昇天する事に憧れたり、天国に行くために頑張るという事を、まったく考えなくなっています。

今ここに、天国を見たり感じたりできるのに、天国を求める必要はありませんから。

こんな風に考えられるようになると、「じゃあ、死後って何のためにあるの? 審判や判定が無いなら、何があるのかな?」と思うようになります。

この疑問への答えは、この本の中に書かれています。

今まで通りに私は、文章を分かり易く編集して、紹介していきます。

感動的な言葉の連続ですよ。楽しんで下さいね。


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