神
死の第3段階では、希望が現実になる。
「物理的な世界での体験は、すべてが幻想だった」と明らかになる。
あなたは、死の第2段階で自分の思考・信念を手放しているから、新しい信念を形成する。
ニール
あの世でも、希望や信念が働くのですか。びっくりです。
神
「希望」とは、エネルギーだ。
すべての思考はエネルギーであり、「あの世」と言われているのはエネルギーの場以外の何ものでもない。
あの世とは、『限りない可能性がある宇宙の場』だ。
エネルギーの構造や機能としては、シンプルなのだよ。
あの世は、感情の無い世界ではない。
それどころか、そこでは感情は極めて高くまで上がり、魂がもう一度「真の自分」を思い出す事が出来る。
死とは、あなたが自分のアイデンティティを再確立するプロセスだ。
あなたが天国と呼ぶ場所は、それをする事だ。
天国とは、場所ではなくて、「在り方」なのだよ。
あの世とは、場所ではなくて、「表現」だ。
「天国にいる」とは、自己表現を通じて、自己の神性を表現するプロセスの事だ。
(『神へ帰る』から)