思い出すこと⑨
すべてであるものが経験によって知ろうとする欲求、
それが生命/人生の始まりだ

 神

あなた方は、物理的な人生を通じて、経験の中で自分を知る。

この仕事が終わったら、あなたは身体から離れて『自分の存在の核心』に入り、自分のアイデンティティの十全性を再確立する。

それから、霊的な領域に入って、知る事を通じて「自分が何者であるか」を十全に知る。

そうして、物理的な世界に再び誕生するために、『自分の存在の核心』に戻る。

そして、再び物理的な世界に生まれて、人生を通じて経験の中で自分を知る。

この循環(プロセス)は、永遠に続く。

なぜならこの循環は、『すべてであるもの(神の総体)』が、経験によって自らを知ろうとする欲求を満たすものだからだ。

思い出すことの9番目は、これだ。

『すべてであるもの(神の総体・創造のエネルギー)が、
 自らの経験によって自らを知ろうとする欲求。

 それが、すべての生命/人生の始まり(原因)だ。』

魂は、霊的な世界を通じて「完全な知」に到達し、物理的な世界を通じて「完全な体験」に到達する。

「自分の存在の芯」で、この2つが結び合わさり、あなたは「完全な感情」を創造する。

そして完全な感情によって、「絶対的な気づき」に到達できる。

絶対的な気づき(真の自分を、完全に知り体験して感じる瞬間)に達するには、順番に段階を踏んでいかなければならない。

1つ1つの生涯は、1つの段階だ。

ニール

すべての段階(すべての生涯)を終了して、絶対的な気づきに到達したら、その後はどうなるのですか?

 神

そうなったら、次はその気づきを物理的な世界で経験するために、物理的な世界に戻るだろう。

ニール  また戻っちゃうのですか。

 神

そうだ。

今度のあなたは、「真の自分を充分に知って」いる。

だから他の人々は、あなたを「マスター」と呼ぶだろう。

ニール  人々は、「救世主」と言うかもしれないですね。

 神

そうだね。

絶対的な気づきに到達している人は、「あなた方も救世主なのだ」と教える。

自分の気づきを、すべての人々も経験するように導く。

マスターは、「他の人達に真の自分を示すためなら、物理的な生命を捨てる事なんて何でもない」と思う。

マスターは、時には暗殺されるが、「他人には生命を奪われているように見えるが、これは自ら選んでいる」と知っている。

こういう時のマスターは、自分の死を創造の瞬間として活用して、多くの人達に「さらに大きな現実」への扉を開くのだ。

(『神へ帰る』から)


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