ニール
私たちが『時空の連続体(物理的な世界+霊的な領域)』の中を旅していくのは、永遠に続くのですか?
1ヵ所に留まる事は、出来ないのですか?
神
永遠に留まれる所は、何処にもない。
「何処にもない(Nowhere)」という単語の間にスペースを入れると、「今、ここに(Now Here)」になる。
あなたは、「今、ここに」永遠に留まる。
「今、ここ」だけが、存在する唯一の時空だ。
ニール
なるほど。
でも、天国やニルヴァーナは、「神の核心部」にあるのではないですか?
神
そうだ。
だが同時に、他のどこにでもあるのだ。
しかし、他の何処にもない特徴が、『核心部(自分の存在の芯)』にはある。
だから、あなた方はそこに行くんだよ。
ニール
それは何ですか?
神
『唯一無二』だ。
自分の存在の芯では、『存在するすべて(神の総体)』とあなたが1つになる。
そこでは、「知ること」と「経験すること」が合体する。
この合体は、いつでもどこでも行えるが、自分の存在の芯では他に関心が奪われないので、一番行い易い。
(『神へ帰る』から)