思い出すこと⑫
どんな死も、その死を知るすべての人の課題に役立つ
従って、無駄死にはない

 神

魂たちは、お互いに絡み合い、共同して創造をしている。

思い出すことの12番目は、これだ。

『どんな死も、その死を知るすべての人の課題に役立つ
 従って、無駄死にはない』

ニール

そう考えると、それぞれの死は全く違って見えますね。
違った見方が生まれるな。

 神

生命の奇跡的な絡み合いが理解できれば、どんな死も神々しくなる。

テロの犠牲者も、災害の被害者も、大量虐殺も、ひっそりと目立たない死も、すべてが名誉ある死へと引き上げられる。

すべての死は、償いである。

なぜなら死はすべて、その死に触れたそれぞれの魂を、真実に連れ戻すからだ。

死に触れた人は皆、その人の真実を経験する。

どんな死も、残される人達にメッセージをもたらす。

そのメッセージを発見して、耳を傾けるのがあなた方の役目だ。

ホロコーストのメッセージとは何なのか?

テロによる犠牲者のメッセージとは何なのか?

エイズ患者の死のメッセージとは何なのか?

自分の家族の死のメッセージとは何なのか?

ニール

メッセージを受け取ったら、どうしたらいいのですか?

 神

あなたの人生/生命を通じて、そのメッセージを示しなさい。

あなたはメッセージそのものであり、メッセンジャーだ。

あなたは、メッセージを人々に届けつつ、同時に新たなメッセージを生み出す。

メッセージを届けるプロセスは、メッセージを生み出すプロセスでもある。
どちらも、同じものなのだ。

生命は、あなた方が想像しているよりも、遥かに素晴らしい驚異なのだよ。

すべての魂は、絡み合いつつ、すべての瞬間を共同で創造している。

(『神へ帰る』から)


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