ニール
私たちは、たくさんの人生/生命を同時に生きているし、この人生だって何度も生きているのですね。
神
その通りだ。
もう1つ、細かい事を話そう。
「あなたが壁画を描いた」のだよ。
そして、いつでも壁画を描き直すことが出来る。
ニール
何ですって??
神
あなたは、時間のどの時点でも(どの壁画でも)、通り過ぎるたびにその部分に描き加えたり、一部を消したり、塗り重ねたり、色を変えたり出来る。
好きな様に描き直すことが出来るのだ。
ニール
そんな。
それじゃあ、「超ひも」というのは、私の絵筆なのですか!
神
上手い! 見事な例えだ。
ニール
そうなると、可能性は無限になりますね。
そして、この作業は永遠に続けられる事になります。
神
我がすばらしき者よ。その通りだ。
ニール
私は、自分の生命エネルギーの振動(超ひもの振動)を変化させる事で、「時間の回廊」に壁画を描いているのですね。
神
そうだ。
あなたは、思考・言葉・行為によって、前途を「描いて」いる。
あなたは、「可能性のすべて」という絵を、壁に描く。
あなたが可能だと考えた事は、すべてが壁画に描きこまれる。
(『神へ帰る』から)