ニール
私は、自分の生命エネルギーの振動(超ひもの振動)を変化させる事で、「時間の回廊」に壁画を描いているのですね。
神
そうだ。
あなたは、思考・言葉・行為によって、前途を「描いて」いる。
あなたは、「可能性のすべて」という絵を、壁に描く。
あなたが可能だと考えた事は、すべてが壁画に描きこまれる。
ニール
そして、私は目を向けた可能性を体験する。
神
そうだ。
あなたは、関心を向けた部分の壁画を経験する。
大事なのは、「あなたは、可能性のすべてに関心を向ける必要はない」という事だ。
そんな事をしたら、正気でなくなってしまうよ。
ニール
でも、普通の人よりも沢山の壁画をいっぺんに見られる人がいますね。
彼らは、「注意欠陥障害」というレッテルを貼られます。
神
そういう人達は、関心の幅が普通の人よりも広い。
彼らは、たくさんの事を取り込む。
それを理解すれば、そういった人への態度は変わるだろう。
彼らの事を、「天賦の才能のある人」「霊能力者」「インディゴ」と呼べばいい。
ニール
分かりました。
私が知りたいのは、「どうやったら、良い可能性を描けるのか」という事です。
神
ある絵を心の目で見て、それを選びたくないなら、その絵は二度と見ないことだ。
自分が選びたいものを、描きなさい。
これは、死後についても当てはまる真実だ。
ニール
死後も自分の現実を自分で創り出すなんて、本当にすごいです。
神
「死などない」と気付けば、そうすごい事でもないよ。
(『神へ帰る』から)