ニール
死というのは、終わりではなく、すべての中心(芯)なのですね。
神
そうだ。
死は、生命の中心的な体験であり、「自分の存在の核心」へとあなたを導く。
新しい生命の種は、常に「核心」にある。
死を通してあなた方は再生し、物理的な世界に戻ってくる。
思い出すことの13番目は、これだ。
『死と誕生は、同じ事である』
ニール
死と誕生は、同じなのですか?
神
魂にとっては、そうなのだ。
どちらも、単なるエネルギーの変圧器のようなもので、魂(エッセンス)を次の世界に移行させるための仕組みだ。
死と誕生はどちらも、「創造」という言葉で代えられる。
どちらも、「プライム・タイム(創造の時)」なんだよ。
ニール
すると、誰かが生まれた時と亡くなった時は、「新たに創造された」と言えるのですね。
神
すばらしい理解だ!
ほとんどの人は死を悲しい経験と信じているが、あなた方は死をすばらしい経験にも出来るのだよ。
(『神へ帰る』から)