死後の第3段階の詳細①
存在するすべて(エッセンス)と合体する

ニール

あなたはこの対話の途中で、「エッセンスと合体して再び1つになる瞬間について、後で詳しく教えてあげよう」とおっしゃいました。

その事を聞いてもいいですか?

 神

もちろんいいとも。

オレンジアップルの中心に芯がある事は、もう分かったはずだ。

その芯を、小さな部屋だと考えてごらん。

その小さな部屋には、2つの扉がある。

1つは物理的な世界に、もう1つは霊的な領域に、つながっている。

あなたは、どちらの扉を開けてもいい。

ニール  なるほど。分かりました。

 神

以前に、「あなたはトンネル(時間の回廊)を移動していて、トンネルにはぎっしりと壁画が描かれている」と話したのを、覚えているかね?

ニール

覚えていますとも。

私は、壁画に注目しつつ、新たな壁画を描いているんです。

 神

けっこう。

あなたが回廊の終点に来ると(物理的な生涯を終えると)、そこには「死」と書かれた扉がある。

ニール  扉を抜けると、芯の小部屋に入るのですか?

 神

いや、まだだ。

扉の先には、小部屋への短い通路になっている。

その通路に足を踏み入れても、まだ背後の扉は開いている。

あなたはこの通路で、『死後の3段階』を通りすぎる。

死後の第3の段階では、もう背後の扉は閉ざされて、前方しか見えなくなる。

そして、あっという間に通路の突き当たりに着き、芯の小部屋に入る。

小部屋の中には「小さな光」があり、光は温かく輝いている。

光は最初は小さな点だが、近づくにつれてどんどん大きくなり、ついにはその光は『存在するすべて(自分の存在の核心・エッセンス)』になる。

『存在するすべて』との合体の瞬間は、言葉の表現を超えている。

合体の直前に、魂はエッセンス(光)の輝きを浴びる。
そして、恐れも不安もきれいに消えうせる。

エッセンス(存在するすべて)から純粋な愛が輝き出て、優しい温かみが魂をすっぽりと覆う。

そして、特別な感覚がやってくる。

それは、『完璧に余す所なく見られている』という感覚だ。

見過ごされたり気付かれずに終わるものは、何もない。

自分が善や悪と思っていたものは、全てがさらけ出されて、その全部が光の中に吸収されていく。

あなたは、恥もプライドもすべてを出して、「あるのは開放だけ」という経験をする。

あなたは、すべてが満たされたと感じ、「心底から評価され、完全に赦され、全面的に称えられ、無条件に愛されている」と感じる。

そしてあなたは、光(エッセンス)の中へ入っていき、美しい完成の中へと溶け込んでいく。

あなたは、光と合体して自らが解体したと感じる。

もはや、物理的な生涯で「自己」と呼んでいた自分の1つの側面(今回の生涯での肉体・精神)には、自分を同一化することはない。

あなたが光に包まれた時に起こるのは、「あなたと魂(自分の存在の核心)との合体」だ。

あなたはついに、自分が身体・精神・霊魂の3つのすべてであると知る。

これが、死のプロセス全体の意味だ。

(『神へ帰る』から)


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