ニール
あなたは、「死後の第3段階では、最後に聖なる審問をうける。そして先に進むか、今までの人生に戻るかを選択する。」と言います。
すると、死にたくなければ、死ななくてもいいのですか?
今まで聞かされてきた世間の常識とは、ぜんぜん違いますよ。
神
死に際しては、「進むか、引き返すか」の選択権が、あなた方に与えられる。
思い出すことの16番目は、これだ。
『死からは、引き返す事ができる』
あなた方が「死」と呼ぶ体験の時は、選択肢を与えられる。
あなたは、「後に残してきた人生を続ける」か、「前進して霊的な領域に向かう」かを選べる。
ニール
つまり、死ぬ人は誰でも「生き返るチャンスがある」という事ですか?
神
そうだ。
「戻して下さい」と魂が頼めば、すぐに物理的な世界へと送り返されて、死ぬ寸前の瞬間に到着する。
あなたは死後の世界で、「審判や天罰など無いこと」「ここでは否定的な事は起こりえないこと」「生命のプロセスは永遠に続くこと」を理解する。
こうした事を、頭ではなく、経験的に理解する。
そして、ほとんどの魂は、一度は今までの人生に戻る事を選ぶ。
もし戻ってこないとしたら、目的が本当に完了したと感じたからだ。
だから、戻ってこなかった事に腹を立ててはいけない。
(『神へ帰る』から抜粋)