神
『聖なる審問』に対して、「私は先へ進みます」と答えた場合は、即座に霊的な領域に移動する。
霊的な領域では、魂が望む事は即座に実現する。
だから、思考と知ることの間に「時間差」はない。
霊的な領域では、魂は創造の3つのレベルで同時に創造する。
ニール
潜在意識、意識、超意識が、同時に創造を始めるのですね。
神
そうだ。
霊的な領域では、身体・精神・霊魂は1つになり、思考・言葉・行為も1つになり、過去・現在・未来も1つになる。
何もかもが統合される。
死とは、崩壊などではなくて、『再統合』だ。
「聖なる三位一体」と呼ばれるものが、1つになる。
すべての創造のツールを同時に使って創造するから、創造は即時的になる。
ニール
それでは、霊的な領域では「超絶意識」で創造をするのですね。
神
そうだ。
マスターたちは、物理的な世界でも超絶意識で創造をする。
その即座に現れる結果が、「奇跡」と呼ばれる。
生命が欲するのは、「本当の自分を知ること」と、「最も壮大なヴァージョンとして、自分を再創造すること」だ。
これをする事が、成長・進化だ。
霊的な領域とは、『偉大なる知る時』だ。
本当の自分を、十二分に知ることが出来る。
(『神へ帰る』から抜粋)