神
あなた方は、この世界で聖職者に任命される必要はない。
あなたが生きているという事は、神が聖職者に任命したという事だ。
あなた方は、すでに聖職者である。
見る目さえあれば、毎日、誰かに癒しと愛を与えるチャンス(聖職者になれるチャンス)が見つかるだろう。
ニール
死にかけている人には、何と言えばいいのですか?
神
もしその人達が、「天国に入るには、赦しが必要だ」と信じていたら、赦しを与えなさい。
そして、「神も赦して下さっている」と言いなさい。
もしその人達が、「死後には、神と愛する人に抱き取られる」と信じていたら、その通りになると約束しなさい。
そして、「神も約束して下さっている」と言いなさい。
もしその人達が、「死後の世界なんてない」と信じていたら、違う考え方を教えてあげなさい。
そして、「神も、そう教えて下さっている」と言いなさい。
それから、後に残していく人達の事は、心配しなくていいよ。
死後の永劫(無時間)の中では、いくらでも再会できる。
死は贈り物であり、あなたが我が家(神)に戻るのを、神は待っていて迎えてくれる。
(『神へ帰る』から)