神
あなた方は、「神は何かを求めているから、それを差し出さなければ神と一体にはなれない」と聞かされてきた。
(必要性という幻想)
それは、全く真実ではない。
あなた方は、「神とあなたは切り離された。人と人とは切り離されてバラバラだ。」と聞かされてきた。
(失敗と分裂の幻想)
それは、全く真実ではない。
あなた方は、「すべては充分には無い。だから、それを競って奪い合わなければならない」と聞かされてきた。
(不足と課題の幻想)
それは、全く真実ではない。
あなた方は、「神が求めるようにしなければ、罰を受ける。罪を宣告されて永遠に苦しむ。」と聞かされてきた。
(裁きと罪の宣告の幻想)
それは、全く真実ではない。
あなた方は、「愛は条件付きだ。勝つための条件を知っていれば、人よりも優越できる。」と聞かされてきた。
(条件と優越の幻想)
それは、全く真実ではない。
あなた方は、「神を知ることは出来ない。あなたには、真理は理解できない。」と聞かされてきた。
(無知という幻想)
それは、全く真実ではない。
真実とは、こうである。
① 神は何も必要とはしない
② 神に失敗はあり得ないし、あなた方も同じだ
③ 離ればなれのものは何もない
④ すべては充分にある
⑤ しなければならない事は何もない
⑥ 神の裁きはない
⑦ 罪の宣告もない
⑧ 愛に条件はない
⑨ すべては一つであり、自らに優越する事はあり得ない
⑩ これらのすべてを、あなたはすでに知っている
(『神とひとつになること』から抜粋)